ソフィアクイント
~トータルからお口を守る総合的歯科診療~
というコンセプト
例えばインプラント治療の目的は、
噛めない状態をしっかり噛めるようにするためです。
歯がない「欠損」という問題があり
そこに人工の歯根を入れることによって
被せものを補える土台をつくることができ、
歯ぐきの上に『噛むための歯』を作ることができます。
しかしそのような一連の治療を行うためには、
実は様々な治療の技術と知識が求められるのです。
インプラント治療に求められる知識とノウハウ
- ①診査する知識・ノウハウ=診断学など
- ②外科的な知識・ノウハウ=外科学など
- ③バイオロジカル(生物学的)な知識・ノウハウ=歯周病学など
- ④メカニカル(被せもの)な知識・ノウハウ=補綴・修復学など
- ⑤マテリアル(材料・被せもの)な知識・ノウハウ=材料学など
- ⑥全身的な状態(骨粗しょう症・糖尿病・喫煙など)の把握
- ⑦咬み合わせの知識・ノウハウ=咬合学
これらの総合的、複合的な技術や知識・ノウハウがあってようやく、
最終的にしっかり噛めるためのインプラント治療を行うことができます。
インプラントの技術だけ、被せものの知識だけ、歯周病のノウハウだけでは、決してインプラント治療は成り立ちません。
それがインプラント治療の難しさであり、大切なことであります。
しかしこれは「歯の治療」全体にも全く同じことが言えます。
・まずは歯自体に詳しくなければならない(歯の修復の知識など)
・歯は骨の中に埋まっていますから骨に詳しくなければならない
・歯ぐきについても詳しくなければならない(歯周病関連・歯の周りの知識など)
・歯の内部についても詳しくなければならない(歯内療法)
・被せものの知識が必要(補綴・修復治療・材料学など)
・どのように咬み合わせるノウハウも欠かせない(噛み合わせ)
一言に歯を治療すると言っても
どのように歯が埋まっているのか、
どのように根管治療をするのか、
どのように被せるのか、
といったように複合的な要素(技術・知識・ノウハウ)が絡み合っています。
また、治療はノウハウの問題であって、
そもそもの方針が間違っていたら目的が達成できません。
ですから治療の方針を決める「診査・診断・治療計画」が
やはり大事なのです。
どのように歩くかも大事ですが、
旅に出るときに地図を持つことが大切なように
どの方向に向かうのか『見立て』ておくのも大事なのです。
当院は、ソフィアクイントという「トータルからお口を守る総合的歯科診療」のコンセプトに基づき、
診査・診断・治療計画、歯内療法、歯周治療、補綴修復治療、咬み合わせ治療を
5つの重要なポイントとして、複合的かつトータルな視点で治療を行うことが重要だと考えております。